どうして 暗い顔してるの?
何も言えず 涙溜めてる君
止まった息に 震え出す肩
溶かすように そっと包んであげるんだ
ねえ想像してみて
真っ白な雪が一面の大地に
可愛い犬がかけまわる
僕らそれを追いかけて
転んだら 優しい雪が受け止める
そう ぎゅっと抱きしめよう
やわい肌押し付けて
この時間が ずっとずっと ずっと続くよ
なんの意味もないさ
それが心地良この時間を 揺れるキャンドルで照らすんだ
日が暮れるまで こもれびに頬寄せて 本を読もう
異国の詩人の短くて愛おしい一節を
寒い日は部屋で暖かいレモンティーを
注ぐ君の目が光るまでここにいるよ
だから ぎゅっと抱きしめよう
ぬくい肌引き寄せて
こんな時間が ずっとずっと ずっと続くと
目を閉じて唱えよう
沈んでく燈が
この時間を 揺らすキャンドルで
贅沢だなんて言わないで
ちっとも 風は吹いてないから
どこにも 吹いちゃいないから
なんの意味もないさ
だから 抱きしめるんだ
この時間をそっとキャンドルで照らすんだ