Bitter Coffee

凍えた手に触れた
熱いマグカップ 真っ黒なCoffee
あなたといるときだけの小さな強がり

深い色の袖をまくる
あなたの腕にもたれてる
こんな暖かさは知らないよ
これ以上何もいらない

日に日に甘くなる あなたの香りに誘われて
あっというま カフェイン依存になっちゃったかも
寝ぼけた眼に 離さないの
the way you hold my arms
ぬるくなる まだいかないでよ

この手すり抜けて 割れたマグカップ
バスルームの明かり
見つめる目に気付かない 終わりの合図

子供だねと茶化されては
ポケットで隠す幼さよ
なぜ素直になれなかったの
あなたの言うとおりね

日に日に苦くなる あなたの香りを追いかけて
あっというま カフェイン依存になっちゃったから
冴えた頭の中 狂ったように
I feel like you hold my arms
ほらまた 今傾けてる

クラクラクラクラしてくる

狭いベッドに残る温もりを追いかけて
さみしい椅子と コーヒータイムミルクはなし
あなたの忘れ物 染みつく香りであたためて
もう一度 あなたが…

覚えた好みの銘柄も あの頃はただの呪文で
あどけなさは カップの底 沈みながら溶けた
だからね わかるの 苦い味も 甘い日々も
これで全て 思い切って一気に飲み干して
“じゃあね。”
ってできればいいけど…